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早稲田大学大学院先進理工研究科、受験しての感想などなど

こんにちはタイガです。

早稲田大学大学院先進理工研究科の入試を受けて、その感想や情報などをまとめていきます。

私が受験したのは応用化学科であるため、すべて応用化学科に関する事柄です。

なおすべて私の偏見混じりであるので、最終判断は自己責任でお願いします。

 

入試の科目ごとの傾向

応用化学の大学院入試は3科目2時間(3時間だった気がする、、、)で行われます。

無機化学・有機化学・物理化学・化学工学・生物化学の5科目から3科目を選択して回答していきます。

いずれの科目も大問が3つから4つあり、大問が4つの場合は3つ選択して回答します。

 

ここからは科目ごとの私や私の友達の偏見です。

無機化学

元素の性質と錯体における結晶場理論をしっかり学習しておけば、半分以上は点が取れると思う。
語彙説明問題は沼でしかない。
滴定や溶解度などの計算問題もちゃんとやっておけば安泰。
モリブデンやロジウムの原子番号が分からなくて萎える。

有機化学

しっかりやれば、しっかり解けるようになる。
しかしタイパがよろしくなさすぎて、本当に選択する人が少ない。
理論のあたりがちょっとめんどくさい。
正直、有機化学だけは東京や東京科学よりも難しいと感じた。

物理化学

触媒化学と電気化学はボーナス問題、分子運動論と反応速度論が解き切れれば十分。
触媒化学は授業をしっかり聞いていた人が解けたりする。
電気化学は電気化学系研究室の人も取るか迷う。

化学工学

過去問7年分以上をしゃぶり尽くせばできるようになる。
だから友情を駆使して、過去問とその答えを回収できるかどうかが得点を左右する。
公式ゲーではあるが、計算ミスがとても怖い。
関数電卓は渡されるが、ある程度自分で数値を覚えておくことが推奨。

生物化学

少し前までは授業の内容を復習すればほぼOKだった。
しかし近年、なんかいかつくなってきた気がする。
それでもタイパはベストなため、ギリギリまで勉強したくない方にはおすすめの科目かもしれない。

その他、大学院入試の感想など

基本的に内部生だらけ。
実際、私も定期テストの延長線上にあるような感覚が抜けなかった。
遅刻はしないけど、滑り込んでくるやつが一定数いる。
筆記はフリースタイルだが、面接はスーツ必須。
毎年、私服で教授に怒られている人がいる。
ただ私服で来たことが理由で落とされた人はいないらしい、、、
関数計算機は機能を使うことなく、できる限り電卓として利用すること。
説明書を確認できるが、理解している時間がマジで勿体無い。
友達が何度も確認したが、結局理解できなかったらしい。理解できない取扱説明書とは、、、
大切なのは面接よりも圧倒的に筆記試験。
面接はその場のノリでなんとかなる。
不安な人はどんな人生を歩みたいか、しっかり考えればOK。
大多数の傾向として、無機化学・物理化学・化学工学で受ける人が多い。
内部生であれば、物理化学と生物化学のどちらを使うかで迷う。
無機化学と化学工学を選択している人が大半。
早稲田において有機化学は有機系の研究室出身であっても取らない人がいる。
他大学院では有機・無機の選び方がメジャーであるから、その部分だけ気を付けるべき。
私も東京科学では有機化学・無機化学を選択したが、早稲田では無機化学・物理化学・化学工学を選択した。
テストは3科目3時間。
思っている以上に時間に余裕がある。
合格ラインは60%が目標だが、実際は40%な気がする。
1ヶ月前からでも間に合いはするが、心臓に悪いので3ヶ月前からゆっくり準備することが推奨。
しかし1週間前からなど一定数都市伝説のような人も存在する。
応用化学系の入試において、早稲田は東京や東京科学よりも日程が早い。
また早稲田の合格を確認してから東京や東京科学を受験できるから、各々の状況に合わせた心構えを作れる。
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