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東京科学大学大学院物質理工学院、受験しての感想などなど

こんにちはタイガです。

東京科学大学大学院物質理工学院の入試を受けて、その感想や情報などをまとめていきます。

 

私が受験したのは応用化学系であるため、すべて応用化学系に関する事柄です。

なおすべて私の偏見混じりであるので、最終判断は自己責任でお願いします。

各科目について

2科目1時間を2限、だから試験時間はトータル2時間。

1科目につき大問が2つある。

選択できるのは有機化学・無機化学・物理化学・高分子化学・化学工学から2科目。

 

以下からは各科目ごとについてです。

有機化学

変な構造は出ない印象がある。
単純な構造決定が多い。

酸性度の比較やIRにおける周波数の比較など、過去問で解いた上に対策してないと難しめ。
もしかすると日頃の意識の違いかもしれない。

記述では単純なことが聞かれているはずなのに答えられない現象が多発する。

無機化学

錯体の結晶場理論・配位子場理論がほぼ毎年出ている。

モリブデンやロジウムの原子番号が分からなくて泣く。

多座配位子の構造を書かせる印象がある。

計算問題は点取り問題に感じる。

記述は有機に比べて書きやすいが、良い回答にこだわると沼る。

物理化学

有機化学や無機化学で全くできなかった時のために軽く対策した。

反応速度論、分子運動論の計算問題がひたすら羅列されている。

計算ミスが本当に命取り、最初で間違えると自ら気づくまで修正不能。

その他、大学院入試の感想などなど

大多数の人は有機化学・無機化学の組み合わせ。
たまに物理化学を組み合わせる人もいる。
高分子化学は性質まで聞かれるために難しい。
化学工学はそもそも試験向けにやる人が少ない。
先輩からもらった答えを見ても、有機化学・無機化学は多い。
この2科目以外はほぼ存在しない。
1時間は短く感じるが、案外時間内に解けちゃう。
基本事項がしっかり抑えてあれば解ける問題が多く、基礎固めが重要。
筆記は会場、面接はオンライン。
面接は自分の研究内容がハッキリ言えればなんとかなる。
内部生もチラホラ見られたが、早稲田の時ほど内部生だらけという訳では無いらしい。
定期試験でなく、ちゃんと入試。
大岡山キャンパスは思っている以上に広い。
またキャンパスの入り口が分からないところがある。
私は迷った。
試験は午後だけだから体力的には楽。
気持ちは重労働。
応用化学系だったからか、女子比率が高めで40%強くらいいた。
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