今回は早稲田理工生が選ぶおすすめの選択授業を紹介します。
現在表現概論
2年生の春から取れる授業です。
この授業の教授は大阪大学の建築学科の教授である小坂先生です。
面白いところは現在使われている表現から哲学を学んで行くところです。
表現要素3、哲学要素7くらいの割合で授業は進んでいきます。
私にとって、2年生の春学期で一番楽しかった授業です。
学期末課題は「現在私概論」というもので、自分自身についての授業カリキュラムを作る授業。
内容は大学から出されるシラバスの中身を自分の好きなように書いていくことです。
私は1回目の授業から15回目の授業までを自分の人生の流れで表しました。
哲学とか思想とかそういうのが大好きな人にとってはとても興味深い授業です。
西洋美術史
2年生の春から取れる授業です。
名前のとおり古代から現代までの西洋美術を学んでいきます。
毎回毎回綺麗な絵を先生に解説してもらう授業でした。
ただ絵がキレイと見とれるだけでなく、その絵画の描かれた背景や表現技法を学びながら絵を観察していきます。
私は美術に大きな興味があっただけにとても楽しかったです。
課題は毎授業ごとに400字以上の感想文です。
最終課題は授業で紹介された作品の一つを自分なりの考察を踏まえて深掘りするというものです。
字数は800文字でした。
感想文の提出をしっかり行っていた人にとっては余裕なはずです。
CIO概論
CIO。皆さん知っていますか。
CIOとは最高情報責任者のことを言います。
日本にはまだ馴染みのない役職で知ってる人は少ないでしょう。
しかしアメリカや海外では一般的に知られている役職です。
この授業は起業に関することをやると打ち出されており、すごい興味がありました。
そして授業によっては起業やベンチャーに関する内容でした。
が、それ以外はCIOと国際経済についての話で正直あまり楽しくなかったです。
最終課題は提示されたテーマについて1000文字くらい書くものです。
ちゃんと調べればすぐ終わる課題なので重くはないです。
出席すれば単位が取れる授業なので出席はしておきましょう。
政治学
1年の春から取れる授業です。
政治の形式について学んでいきます。
民主主義や社会主義というよりは統治者の理想の人物像や古代の政治思想など政治の在り方に関する本質をつついていきます。
オンラインだったので意見交換をした回数は2回ほどでしたが、本来対面なら毎授業議論です。
私としてすごい楽しかった授業ですが、自分の意見をしっかり持っていないとキツめです。
課題は授業の最後に出てくる疑問に対する意見を書くものです。
最終課題も同様です。
議論したい、意見を主張したい人にとってはこれ以上に適している授業はないかもしれません。