WEBライターがクラウドソーシングで仕事を獲得するとき、避けて通れない道があります。
それは
です。
実績を積んできた人なら、プロフィールの文章をしっかり整えるだけで仕事が舞い込んできます。
ただ初心者の元に易々と仕事が入ってくるわけではありません。
初心者こそ、自ら仕事を獲得しにいく必要があります。
この記事では、クラウドソーシングで案件を獲得できる提案文について紹介しています。
うまく仕事を獲得できない方は必見です。
クラウドソーシングにおける提案文の重要性
クラウドソーシングで提案文とは自分の能力を示すポートフォリオの1つです。
提案文は実績の1つとして見られます。
いくら過去に書いてきた記事がいいものでも、
提案文が雑であるとポートフォリオをそもそも見られないかもしれません。
逆に実績が少なくても、
提案文が読んでいて引き込まれていくような素晴らしい文章であったら、採用される可能性が爆上がりです。
未経験であれば、この提案文の出来が唯一の実績です。
だからこそしっかり作り上げましょう。
提案するときに必ず確認すべき点
提案するときに案件の概要から確認すべきポイントは以下の3点です。
- 依頼内容
- 報酬・納期
- クライアント
依頼内容
依頼内容は2回読みましょう。1回では条件を読み落とすことも全然あります。
仕事内容が明確に書かれているなら良いですが、
大雑把に書かれていると後から条件を追加される場合もあり、想定外もありえます。
報酬・納期
報酬と納期は重要です。
報酬や納期は案件説明において、変更されている場合もあるために注意しましょう。
クライアント
クライアントの評価を一応確認しておきましょう。
評価が極端に低い場合は避けるほうが賢明です。
記事の下部で説明します。
提案文に含む内容
提案文は引き込まれる文章であっても、最低限の内容がないと採用されません。
いくら上手でも質問に回答できなければ論外ですから。
提案文に含むべき内容は以下の通りです。
- 質問への回答
- 自分を選ぶことのメリット
- ポートフォリオ
- 意気込み
質問への回答
案件の概要欄には仕事内容や求められている対応が記載されています。
それらに対して、しっかり回答していきましょう。
質問に対して、正確に回答できていない提案文が意外と多いです。
クラウドソーシングでは特に見られます。
(1度、人を雇う側にまわるとわかります。)
あなたを選ぶことのメリット
あなたの強みや経験を記載していきます。
この理由をクライアントに納得させられる人は強いです。
質問への回答とポートフォリオだけ記載して終了の提案文もあるために、他のユーザーとの差異化につながります。
ただ長々と書かれても読む気をなくす部分であるために、簡潔に書くことが求められます。
ポートフォリオ
あなたの過去の作品集です。実際に納品している記事の方が評価は高いです。
評価を高く見るポートフォリオは
- 実際に納品している
- 募集案件に近いジャンル
- 作成期間が記載されている
この中でも作成期間は重要です。
この点を確認できると依頼しやすいです。
意気込み
あってもなくても良いですが、あると読んでいて元気がもらえます。笑
参考にはしていませんが、最後に人を動かすのは熱意かもしれません。
実際に使っているテンプレート
実際に私が普段使っている提案文の型、テンプレートを紹介します。
今回はクレジットカードのアフィリエイト記事の応募の時に利用した提案文です。
この提案文は仕事を運んできていますので、ご安心を。
今回は「案件名」の募集を拝見し、ご連絡させてもらいました。(自己紹介)
簡単に自己紹介させてもらいます。
私は…。
得意な執筆ジャンルは〇〇関連・△△関連です。(ライター経験)
ライター経験年数は×年ほどです。
また過去の執筆経験としては下記の通りです。
・ブログ記事
・電子書籍作成
・ネット記事作成(ポートフォリオ)
過去に執筆した記事は以下の記事です。
「URL」
自らWordPressに入稿いたしました。
また著作権の関係でお見せすることはできないのですが、
・〇〇証券
・××カード
に関してはアフィリエイト訴求記事を執筆した経験があります。
(あなたを選ぶべき理由)
〇〇カードはセルフバックを経由して発行したことがあり、現在も保有して利用しております。そのために〇〇カードについて、熟知している自信があります。
(可能な業務・スキル)
これまでに経験したことあり、慣れている業務は下記の通りです。
・Googleドキュメントの利用
・記事構成・執筆
・校正
今回の納品形式は問題なく、行うことができます。
(稼働時間)
作業時間として毎日△時間ほど確保できるので、納期の◯/◯には余裕を持って間に合わせることができます。
(意気込み)
クレジットカードを含む金融分野は、知識が豊富であるのでとても自信があります。
持っている知識をフル活用して、一生懸命お仕事させていただきますので、ご検討よろしくお願いします。
案件のジャンルや回答が求められている条件によって、内容は変えていきます。
大きな枠組みとしてこれを使っています。
初心者でも可、実績の作り方
クラウドソーシングでは提案文も実績だと書きましたが、心細いのは確かです。
提案文だけでは不採用は当たり前です。
未経験であっても即席で作れる実績はあります。
それはブログです。
- アメーバブログ
- はてなブログ
- note
とたくさん無料のブログサービスが生まれてきています。
WEBライターだけを考えているなら、無料ブログで実力をアピールできる記事をいくつか投稿することがベストでしょう。
またブログでなくても、文章力が表現できる手段を持っていれば大丈夫です。
などのSNSでしょう。
ブログ
文章力を示す上でブログほど役に立つポートフォリオはありません。
1記事、1記事がクラウドソーシングで戦うための武器になってくれます。
ブログはただ自己表現する場ではありません。
広告を貼ることでブログは人生を生き抜くためのお金を生成してくれます。
またブログサービスによって、読み手の印象は変わります。
noteでは、アーティストやクリエイターという印象です。
元々noteはクリエイターのために作られたブログサービスであるために、
企業ライターというよりもエッセイストや作家のイメージがあります。
Qiitaでは、エンジニアや専門家の印象です。
実際、プログラミングでもわからないことがあるとQiitaで検索する方は多く、
エンジニアに重宝されています。
アメブロやはてなブログでは、特に上記のような強い印象はありません。
特定のジャンルに集中しているわけでもないために、始めるなら1番無難でしょう。
SNS
TwitterやInstagramでフォロワーを集めていると強い実績になります。
SNSでフォロワーを集められることは
- コンテンツ制作力がある
- マーケティング力がある
という力があることがわかります。
文章力は荒削りかもしれませんが、人を惹きつける文章や力を持っていることは確かです。
人を惹きつける力は簡単に身につくものでなく、ぜひ必要な能力です。
案件を探す上での注意点
クライアントの全てが良い人とは限りません。
ビジネスは騙し騙されの一面もあります。
実際フリーランスは企業に守ってもらえることもなく、立場が弱いために搾取されやすい立場にあります。
搾取される立場にならないためにも避けるべきものがあります。それは以下の通りです。
- 単価の低い案件
- テストライティングが無報酬
- 評価の低いクライアント
単価の低い案件
初心者であると単価が低いことは逃れられません。
ただ低すぎるとクライアント側に問題がある場合もあるために避けた方が良いでしょう。
初心者の場合、文字単価0.5円以上の案件であれば
悪いクライアント、変なクライアントは少ないと感じます。
実際ランサーズの適正報酬もライティングであれば、文字単価0.5円以上と設定されています。
低くても0.5円以上の案件から始めていくことがベストです。
テストライティングが無報酬
継続案件に応募するとき、テストライティングを設けるクライアントもいます。
その場合、報酬がないところは避けましょう。
テストライティングも仕事の依頼です。
よっぽどの事情がない限り、無料で仕事を引き受けてはいけません。
あなたのライターとしての価値を安売りすることになります。
また最近ではテストライティングを無報酬でやらせ、
ライターを不採用にして、記事だけとっていくクライアントもいます。
テストライティングの相場は本採用単価の0.5倍以上でしょう。
評価の低いクライアント
評価の低いクライアントもできれば避けるべきです。
たまたま雇ったライター側に問題があって、
理不尽にも低評価をつけられてしまったクライアントもいますが、レアパターンです。
評価の低い原因は
- 連絡が遅い
- 納期に無理がある
- 条件変更が多い
など理由は様々です。
あなたのクライアントは1人だけではありません。
いろんなところにたくさんいます。
低評価のクライアントに無理に固執する必要はありません。
提案文の書き方がわかったら、数打ちゃ当たる戦法
提案文の書き方がわかったら、
ひたすら提案し続けましょう。
提案文をいくら作り込んでも通らない時はあります。それでもめげずに提案です。
数打たないと、通るものも通りません。
1度でも通った提案文があれば、
その提案文を加筆・修正してより良いものに作り替えていきましょう。