休学体験記

休学体験記

  • 2022年9月24日
  • 休学
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こんにちはタイガです。

 

私は大学2年生の秋学期だけ休学していました。

休学期間になにをしていたのか、なぜ休学期間を1年間でなく半年だけにしたのか。

1つずつ紐解いていきます。

休学体験記

休学のきっかけは1年生の秋学期から実験が対面で始まったことだ。

 

対面実験になってから、

時間が取られるわ、レポートめんどくさいわで対面実験にダルさしか見えていなかった。

 

大学へのやる気ほぼゼロ。

代わりに飲み会のモチベーションは常にMAX。

 

今思えば、典型的なアホ大学生だった。

特に親からはそんなふうに見えていたのだろう。

 

そんな感じで2年生の春学期に。

2年生の春学期になって、ダルくなりながらもちゃんと大学には通った。

 

しかしこの頃から、

ホントにこのまま進み続けて自分の理想に近づけるのか

疑問を感じていた。

大学に通っていても、楽しみは授業でなくサークルや飲み会にあったからだ。

 

お金が欲しい。時間が欲しい。

 

この2つを常に求めた。

至極当然な願いだが、化学系の学科であったために他の学部よりも圧倒的な時間不足。

人生の夏休みと言われるほど時間があるはずなのに、なぜ時間がないのか。

フラストレーションが溜まり続けた。

 

モチベーションゼロで進み続けても生産性がなく、大学に通い続けてもろくな成績を取れる雰囲気がしなかった。

このことも決め手となって休学した。

 

実際、2年春学期の成績はGPA1.0を切るという散々なものだった。

このまま秋学期に進んでいたら100%留年コースだった。

マジの恐怖体験。

 

1年の冬ごろからブログやアフィリエイト、WEBライターを始めており、休学中にはその作業に集中することを決めていた。

実際この頃軌道に乗り始めており、バイトの塾のチューターよりも稼ぎが大きくなっていた。

だからうまく行けばサラリーマンよりも稼げるようになるのでは。

その時には大学やめてやろうなんて考えていた。

 

そして春学期が終わり、休学生活スタート。

 

始めのうちは全てが上昇傾向。

大学から解放されたことでとても気分良く、毎日が楽しかった。

大学生なのでブログやライターだけでなく、遊ぶことも忘れずにいいリズムを刻めていた。

この調子なら大学に戻らなくてもやっていけるのでは、ということも現実味が帯びていた。

 

ただずっと上手くいくわけではなかった。

 

9月の上旬、サーバーがサイバー攻撃を受け、ブログが吹き飛んだ。

データが一瞬でゼロ。相当気が滅入った。

さらに当時の彼女にもフラれ、気持ちがかなりブルー。

沈み続けて潜水艦になりそうだった。

 

ブログを作り直そうにもまたサーバーが、ドメインがやられるのでは、なんて頭によぎって動き出せず。

一転してとても苦しい日々に。

WEBライターの仕事は入り続けるため、やっていけたが、この頃はインターネットへの不信感マシマシ。

まさに疑心暗鬼のかたまり。

 

やることが一気に失われ、その一方で時間は増えた。

そこで心機一転で単発バイトを始めた。

試験監督やイベントスタッフ、荷物運びなど多岐にわたってやってみた。

 

この経験は結果としてよかったと思えている。

単発バイトでは普段会うことのできない次元の人に出会える。

頼りになる人もいれば、行動が見るからにやばい人も。

経験値が増加したことに間違いない。

 

この単発バイトもただお金が欲しいからやり続けていたわけではない。

2・3月くらいにヨーロッパへ行く計画のためだ。

 

仲のいい先輩がイギリスにいて、イギリスだったら宿代が浮くという話を聞き、直感的に航空券を買った。

幸いなことに私はJALカードのヘビーユーザーだったために、飛行機代はマイルで支払えた。

 

このヨーロッパ計画が休学生活中の第2のモチベーションとなって、また自分の中で何かが動き出した。

ひと頃と打って変わって、塾のチューターのバイトのシフトも多めに入り、とにかくお金をかき集めた。

WEBライターの案件がひっきりなしに入ってくるようになったのもこの頃だ。

 

そして目標金額に到達した2月、問題発生。

ロシアのウクライナ侵攻が始まった。

 

ヨーロッパへの渡航が危険になり、またコロナの影響も無視できなくなってくるレベルだったために断念。

 

代わりに寝台特急サンライズ瀬戸に乗った。

友達の2人旅で人生初の寝台特急。

これはこれでいい思い出でしたが、ヨーロッパへの未練は消えるどころか燃え上がった。

 

1年休学するつもりでしたが、やることもなかったために大学に復学。

予定よりも半年早い。当初に予定していたものと全く異なる幕引きだった。

挑戦しても外部からの謎の力に妨害されて、何も生み出せない。

そんなもどかしい半年間。

 

ただ謎の力のおかげでパソコン以外の友達が増えたり、経験ができたり、結果オーライとはほど遠いが、休学する価値はあった。

というか価値を見出さないと、半年間をただドブに捨てただけになってしまう。

だから強引にでも価値を見出したという方が正解か。

 

休学を考えている方に伝えたいことがあるとすれば、何が起きても次につなげろ。

何かやることを見つけて動き続けろ。

ということだろう。

 

休学期間は縛るものが何もない。

そんな時間、大学卒業後だと仕事を辞めるときまで訪れない。

お金はないが、時間はある。大学生という身分を最大限活かせる期間だ。

立ち止まってゲームしている暇はない。

 

休学してよかったことはもう1つある。

それは時間の使い方に無駄がなくなった。

いや無駄がなくなったというよりいい時間の使い方ができるようになってきたと感じたことだ。

 

単にそういう暮らしをしてきたこともあるかもしれないが、時間配分は気にするようになった。

しかし遅刻癖はまた違うところに原因があるらしい。

 

私の休学体験記はこんな感じです。

今はすでに復学して、また早稲田生始めました。

そろそろ実験再開です。

 

次は休学せずに、スキマ時間で何かしら挑戦は続けていきます。

全てが成功するわけではないが、自分の経験値になっていることに間違いない。

煮え切らない体験ですが、これも休学でした。

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